こちらはBeginner Vapers Schoolにて、コイルビルドの基礎を記しております。
一通り必要な物品も揃ったでしょうか。もしクリアロマイザーであれば、お持ちの品の取扱説明書に倣ってください。こちらではワイヤーコイルを使ったビルドを記しています。
コイルの材質について
SUS316、カンタル、ニクロム、ニッケル、チタンがあります。
カンタルかSUS推奨です。カンタルは大変扱いやすく初心者におすすめです。SUSは扱いやすい上に、MODの種類によりますが、温度管理にも対応します。
ぶっちゃけどちらでも良いです。お店のセレクトを真似しましょう。
ニクロム、ニッケル、チタンはアレルギーや軟らかさ、有毒ガスの可能性から初心者にはオススメしません。
コイルの太さについて
○○gaと書かれている部分です。ゲージと読みます。数が大きいほど細いです。概ね22gaから32ga程度かと思います。太すぎると巻きにくいし、細すぎるとふにゃふにゃで巻きにくいです。
まずは26gaあたりが取り回しやすいのではないでしょうか。
22ゲージ:直径約0.64mm
24ゲージ:直径約0.51mm
26ゲージ:直径約0.4mm
28ゲージ:直径約0.32mm
30ゲージ:直径約0.25mm
32ゲージ:直径約0.2mm
22と28では倍、22と32では3倍以上も違うんですね。
コイルの形状について
とりあえずは下記「コイルビルドの方法」で上げるようなシングルにしておけばよいかと思います。クラプトンは出力を高くしてあげる必要があったりしますので、まずはスタンダードな方法を身につけましょう。
コイルの抵抗値
抵抗値は
細い・長い→高抵抗
太い・短い→低抵抗
となります。
こちらのcoiltoy様でイメージがつけやすいかと思います。
Material:ワイヤの種類です。Kanthal A1でやっておきましょう。SUSないし。
AWG:ワイヤの太さです。ゲージの値を入れましょう。
Diameter:直径です。3mmの精密ドライバーなら3mmですね。
Spacing:ワイヤとワイヤの隙間のことです。0とか0.5で設定してみましょう。
Type : シングル、デュアル、巻き終わりの方向。絵の通りですね。
コイルビルドの方法
教材
ワイヤーコイル
精密ドライバー
通電できるオームメーター(抵抗表示可能なMODでも可)
まず動画で見てみるとイメージしやすいですね。
ドライバーは3mmを使っています。5~6巻程度にしておきましょう。
コイルの足が要らぬ接触をしていたりすると、「short」と表示されて通電できなかったりします。ご注意ください。
ウィックは剥がして丸めても、切っても、どちらでも良いです。ドライバーンはちゃんとして、ホットスポットないよう、真ん中あたりからブワッと赤くなるよう調整しましょう。
調整はピンセット等でコイルを広げたり縮めたりしていると、だんだん変わってきます。
くれぐれも金属製のピンセットをつけたまま通電させないよう、注意してください。
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