電子タバコ、VAPE用に食品香料のT&M「マスカットフレーバー107」がdiyリキッドにどれくらい使えるかの検証です。巨峰はちょっと丸くする感じで入れています。
私は常用で使ってます。
感想:激安のリキッドを探しているならおすすめ
とてもアリです。まぁこちらは「メガマスカットを再現できる!」と有名な品ですから、そりゃそうでしょう。私はメガマスカット吸ったことないんですけどね。
味は深みとかはなくて平坦で、嫌味がなくメンソールとの相性が良い。
「違和感なく常用できる味」です。しばらくVAPE吸ってると「意識せずに味わえる」といいますか、サラッと味わえる安いリキッドが欲しくなります。そんな立ち位置にぴったりです。
夏場に常用していました。T&Mさんへ注文をいれるなら、とりあえずカートに入れておいて損はない品ですね。
メンソール前提で爽やかな甘さです。タバコ代替えなら・・T&Mさんならコーヒーがまだ可能性あるんじゃないかな?代替えには至らない。VAPEのフルーツ系が好きで、激安にしたい!という方には良いです。こちらの香料全般にいえますがなかなか単調になりがち。まぁ食品香料ですから当然なんですけど。
どこかで「巨峰を混ぜた」と見て、私はマスカット:巨峰=7:3程度にしています。単品でもOKです。
自作リキッドの配合レシピ
ベース液
大体PG:VP=5:5で作っています。お好みで調整してください。
プロピレングリコール 45ml
ベジタブルグリセリン 45ml
大きいボトルに入れて事前にたくさん作っておきます。
メンソール液の作成
ハッカ結晶を準備します。
ユニコーンボトル に ハッカ結晶 を8割程度まで入れます。
PGを、結晶が全てつかる程度まで入れます。
結晶がどんどん溶けていきますので、1日~2日程度放置します。
容器によってもし耐圧が足りないと怖いので、フタは圧力が逃げる程度には開けておきます。
全て溶けたら、また結晶を足します。
この工程を「若干の結晶溶け残りができるまで」繰り返します。
溶け残ったら、少しだけPGを足して、全て溶かしましょう。
ニコチン入りにしたい場合
私は100mg/mlのニコチン原液を使っています。
90ml程度のベース液にニコチン原液1mlを入れて、最終的にニコチン濃度1mg~2mg/mlのリキッドを作ります。
キック感がほしければ、ソルトは非推奨。「吸った感じがない」とたくさん入れすぎて中毒になる人もいるそうですよ。注意です。
ニコチンは無色無味無臭ですが、とても管理が必要です。劇薬ですからね。生死にかかわるレベルです。ドクロマークでも付けて保存しましょう。
温度が高いと赤っぽくなっていきます。冷蔵庫の保管がおすすめです。
個人輸入(HILIQ)
ニコチンの入手は個人輸入が基本と思ってよいです。 私はHILIQを使っています。
詳細は Beginner Vapers School のニコチンを個人輸入する方法をご参照頂ください。
香料、フレーバー
自作リキッドを作る人の間ではとてもメジャーになっているT&Mさん。
T&Mの公式・香料購入ページはこちら
マスカットフレーバー107。PG85%にエタノール7.3%
巨峰フレーバー093。PG71.7%にエタノール15%
レシピ、比率
香料:ベース液=2(マスカット7:巨峰3):8
個人的に30%までいれると、すぐにベイパーズタンになっちゃう感じがします。
・30mlのユニコーンボトルにベース液を16ml入れます
・マスカットを3ml、巨峰を1ml入れます
・飽和メンソールを0.5ml程度入れます。
・ガンガン振ります
おしまい。個人的には2割を切ると、若干薄いなーと感じます。
エタノールがそこそこいますので、問題なければボトルのふたを開けて少し置いておいたらいいかと思います。時間がたつと、青っぽい色に変わります。
香料は入れる部分が次の写真のようになっていて、スポイト等使わずにポタポタと垂らしていけるのですが、「狭くて出にくい!」という場合は、「空気穴が上を向いているか」を確認して、「ちゃんと向けてるけど遅い!」という場合はつまようじか何かで穴を広げてあげると良いかと思います。
「減りが早い」という方
低抵抗高出力、爆煙系のセッティングですと、とんでもない勢いで無くなっていくかと思います。
抵抗を1Ω程度、ワット数を20W程度にすると随分変わるかとおもいますよ。
なんかイガる、ドライヒットしやすいという方
気温が低くなっている場合、VG比率が高いのかもしれません。VGの方が粘度が高いので、供給が追い付いていない可能性があります。
PGの比率を上げてみてはいかがでしょう?
ガンクは付きやすい?
ガンクはほとんど付きません。2週間に1回程度は掃除してあげることになるかと思います。
コイルやアトマイザー、MODの設定
YURIをシングルコイルで0.68Ω。SUSの26gaを内径3φで7~8巻。フローは片側だけに設定して1/5開程度です。
MODはEleafのPicoXで、18W。
費用計算:激安だった
50ml作るとして、230円弱です。送料やボトル代を含めるともうちょいかも。
タバコ1本が0.1mlという話がありますが、普通に使うには若干怪しい。何倍にすべきか悩ましいですが1箱3mlとしましょうか。
VAPE1日の使用量を3ml、月に100mlとすると、次のようになります。メンソールの費用はベース液に含まれる程度です。
大容量・激安を求めるなら自作が一番!味はさておきね。
1ml | 4.6円 |
10ml | 46円 |
30ml | 138円 |
50ml | 230円 |
60ml | 276円 |
100ml | 460円 |
ベース液、香料の費用内訳
ベース液(VG50PG50+ニコチン)を40mlで多めに見て150円弱
(PGでまとめて500円/200gだから100円/40g、ニコチンが500円/30mlで17円/1ml)
香料10mlで80円(800円/100ml)。巨峰もマスカットも同じ価格です。食品扱いで消費税も8%。
初心者向け自作リキッドの作り方
まったくの初心者の方は Beginner Vapers Schoolにて、VAPEの基本から、コイルやリキッドの作り方等を記しておりますので、よければ見てくださいね。
リキッド自作のに使ったボトル等の道具
ユニコーンボトル。容量30ml×5本で290円。ボトルは送料から、楽天よりもアマゾンの方がお得です。個人的にはプライム品が安心かなーと思ってます。
ユニコーンボトル。ベース液は大きいもので作って、貯めています。
目盛り用のマステ。測ってもいいし、目盛り付きのボトル買ってもいいです。とりあえず容量が分かるようにします。
プロピレングリコール。アマゾンのファンタジー200g×3パックを愛用してます。
ベジタブルグリセリン。同じくアマゾンのファンタジー250g×3パック。
メンソール結晶。1回作れば数年分。
ニコチン原液。HILIQの100mgを使ってます。30mlが使いやすい。冷蔵庫保管がいいですよ。
混ぜる道具。大容量分作るときにあったら便利だけど、そんないらない。手で振るだけでもいいです。
まとめ:自作リキッドにオススメできる?
夏場の常用に採用してます。そこまで甘くなくて、アリですよ。PGの割合上げてもいいかもしれません。
メーカー品は夜とかお酒飲みながらの時にはつかいますけど、コスパと常用でと考えたら、全然アリです。メインです。個人的には万人受けするのではないかなと思います。
紙巻きタバコからVAPEに移る方には、甘すぎるかもしれませんが、メンソールでカバーできる範囲ではないでしょうか。ぜひ試していただきたい。
ただ寒くなるとあまりメンソールも微妙なので・・暖かいときにいいやつないかな。グランドタバコは好きなんだけど。